〒211-0064 神奈川県川崎市中原区今井南町 9-34
東急東横線「武蔵小杉」、南口より徒歩8分
診療時間 | 午前9~12時 午後3~6時 |
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休診日 | 木曜日・土曜日午後・日曜日 |
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<今回対象外>
身体は60〜65%が水分で出来ている。
体重の2%に相当する水分が不足すると、のどの渇き、 さらに不足すると他の症状が出てくる。
(熱中症関係のページを参照)
寒くて空気が乾燥していると、感染症にかかりやすくなる。
粘膜が傷つきやすくなる
⇒ 鼻や喉で、細菌や異物を遮断する働きが低下する
鼻・のど・肺の粘膜に、繊毛(せんもう:千分の1ミリくらいの太さの毛) が生えているが、
この繊毛が動いて、粘膜表面に粘液の流れを作る(1秒間に約15回動く)
⇒ ウイルスやほこりなどを体外に追い出す。
しかし、冷たく乾燥した空気を吸うと喉の毛細血管が収縮して繊毛の働きが低下
⇒ 痰を出す機能が低下して、気管支や肺に炎症が起きやすくなる。
長時間の乾燥で、口やのどの違和感、舌がヒリヒリしたり、痰を出しにくくなったり、空咳が続いたりする原因となり、味覚も鈍くなる。
ウイルスは生きた細胞の中でしか増殖出来ない。
空気中の水分が多いと、水の粒に、塵や埃と一緒に ウイルスがくっついて床に落ちる。
⇒ 単に空気中内で活動(移動)出来ない
掃除しなければ舞い上がって吸い込む可能性がある。
つまり乾燥していると、長時間ウイルスが空中を漂う。
低温乾燥状態ではウィルスは空気中を 長時間漂っている
湿度35%以下 ⇒ 1日経過しても生存
湿度50% ⇒ 約10時間後にほぼ全滅
室温21℃、湿度65%の状態を16時間保てば、
⇒ 99%ウィルスの増殖力や感染力を奪う
といわれています。
例としてロングフライト血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)
飛行機以外で、バスや電車の旅行中であっても、発症することがある。
低温乾燥状態+脱水などのことであり、長時間同じ姿勢のことは除く
発汗が少ない冬場でも皮膚から水分が蒸発する
喉が渇いた実感がない上に、頻尿となるため、
⇒ 水分補給の量や頻度が少なくなる
⇒ 体内でも乾燥(=脱水)が進む
脱水で血栓が出来やすくなると、脳梗塞、心筋梗塞の危険性が高まる。
注)飲む場合は、アルコールやコーヒーなどは利尿作用があり、避けた方が良い
温度はエアコンにより摂氏24度前後で一定に保たれています。
ただ湿度は、飛行時間が長くなると機内湿度は低下し、長時間のフライトでは湿度は20%以下となります。
参考までに、コンタクト・レンズを使用している方は定期的な点眼、もしくは外しておくことも重要です。
高温多湿の室内環境はカビの原因であり適度の湿度が重要
結露は湿度が高すぎるため、カビが発生しやすい状態。
カビはアレルギーの原因の一つですが、 超音波式加湿器が肺炎の原因となるレジオネラ菌を 放出して使用していた人が肺炎で死亡した報告がある。
⇒ 加湿器の手入れも忘れずに!
相対湿度が40〜60%位が、ダニやウィルスの発生が 小さくなる。
平成24年2月20日 NTV スッキリでVTR出演
関係者の方にはお世話になりました。
川崎市中原区 武蔵小杉駅より徒歩8分の内科一般・循環器内科の医院です。
高血圧・脂質異常症・糖尿病・生活習慣病・メタボリックシンドロームなどの動脈硬化に関する病気、狭心症や心筋梗塞、不整脈、弁膜症などの循環器の診療を行っております。
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