さかい医院。川崎市中原区の内科・循環器科診療所。武蔵小杉駅より徒歩8分。生活習慣病(高血圧・高脂血症・糖尿病)、心臓病(虚血性心疾患、不整脈)。

肺炎球菌ワクチンの助成制度

川崎市では対象年齢の方への肺炎球菌ワクチンの助成制度があります。

 

対象の方は通知が郵送されますので、最寄りの医療機関へご相談下さい。

高齢者を対象とした定期の肺炎球菌感染症の予防接種

平成26年10月1日から高齢者の肺炎球菌感染症の予防接種(成人用肺炎球菌ワクチン)が、定期予防接種に導入されました。
定期対象者の方は、公費負担(一部自己負担あり)で受けられます。

 

対象者:26年度に65、70、75、80、85、90、95、100歳及び101歳以上となる方
(平成27年度は4月以後に案内)

接種期間:平成26年10月1日〜27年3月31日の間に1回

自己負担金:4,500円

 

接種を希望される場合は、予約制となりますので、診療時間内に電話にて予約して下さい。

 

※期間内に接種を行わなかった場合は任意接種となり、全額自己負担となりますのでご注意ください。
※接種の際は、住所及び年齢を確認できるもの(健康保険証等)をお持ちください。
※過去に肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがある方は公費負担で受けられません。

 

詳しくは、川崎市の高齢者を対象とした定期の肺炎球菌感染症の予防接種のページをご覧下さい。

肺炎球菌ワクチンの再接種

肺炎球菌ワクチンの再接種が可能です。


通常、1回の接種で5年以上持続し、再接種した部位の強い副反応が増加するため、今まで日本では肺炎球菌ワクチンの接種は1回のみで再接種は認められていませんでした。
2009年より、医師の判断により必要であれば再度接種をすることが可能となっています。

 

海外では4年以上の間隔をあければ再接種が可能であり、欧米の多くの国で再接種が認められています。

今回の認可で以前に肺炎球菌ワクチンを接種された方も、十分な間隔が開いていれば再接種が可能となりましたので、医療機関へ相談してください。

 

※当院で肺炎球菌ワクチンの接種を希望される方は診療時間内に電話にて予約が必要です。

肺炎球菌ワクチンは電話で予約

肺炎球菌ワクチンの接種を希望される場合は、診療時間中に電話にて予約をお願い致します。

ワクチンが入荷したた時点で連絡をさせて頂きます。

そもそも肺炎球菌とは

肺炎球菌の感染症は抗生物質の発達により減少しつつありました。高齢者の感染では抗生物質の治療が間に合わないことが少なくありません。
事前に予防することの重要性が見直されています。

インフルエンザと同じように肺炎球菌のワクチンが開発され、接種が出来るようになっています。(専用のワクチンであり、肺炎球菌の感染以外には効果がありません)

特に老人や基礎疾患がある場合には重症となり、致命率も高いので予防することが重要です。実際、日本の死亡原因の第4位は肺炎です。年間約100万人が死亡し、そのうちの9万人が肺炎であり、1割弱となります。特に高齢者では肺炎球菌による肺炎が最も多く、インフルエンザ菌、嫌気性菌、緑膿菌と続きます。

基礎疾患として、成人の場合糖尿病、うっ血性心不全、慢性呼吸器疾患、腎不全、肝機能障害、臓器移植後などがあります。

肺炎球菌ワクチンの接種率

肺炎球菌ワクチンの接種によってインフルエンザなどに感染して免疫力が低下した患者が肺炎球菌に感染、重症化することを防ぐことが出来ます。

米国では高齢者の60〜70%が接種していますが、これまで日本では再接種が認められていなかったため、接種を控える人が多く、高齢者の4〜5%程度しか接種をしていないと言われています。

今後は再接種を受ける方、再接種が可能となったため初めて肺炎球菌ワクチンを受けられる方、今回初めて知り予防接種を受けられる方など、広く普及すると思われます。

 

しかし、5年間有効のため、5年分一括払いと同じです。インフルエンザ予防接種を数年分受けるような金額となるため、医療機関へお問い合わせをしてください。

肺炎球菌ワクチンの副反応とは

局所反応で10%程度に発赤、腫脹があり、半数に疼痛があります。

発熱は1〜2%で、悪感、頭痛、倦怠感、違和感、筋肉痛もありますが、軽度で2〜3日で消失する一過性のものです。

報告でショック症状もありますが、500万回に1回と非常にまれです。

 

高齢者の場合、肺炎で入院したり、重症化してなくなる可能性もあるため、ワクチンの接種を検討してもよいと思われます。