さかい医院。川崎市中原区の内科・循環器科診療所。武蔵小杉駅より徒歩8分。生活習慣病(高血圧・高脂血症・糖尿病)、心臓病(虚血性心疾患、不整脈)。

EPA + DHA = サプリ?医薬品?

中性脂肪が高い方へ、EPA&DHAを薬として処方することがあります。
EPA&DHAといってもサ○○リーのサプリメントではなく、健康保険適応(=3割負担)となっている医薬品です。

「血液をサラサラさせる」「記憶能力や学習能力が増加する」「美肌効果がある」など様々なことが言われているため、
サプリとして飲まれている方も多いのではないでしょうか?


「魚肉をたくさん摂取する民族は動脈硬化に関する病気が少ない」と言われていることから研究が進み、
EPA:エイコサペンタエン酸
DHA:ドコサヘキサエン酸
が注目されるようになりました。

2つはオメガ3脂肪酸に分類される成分で、体内で作ることができないため必須脂肪酸とも呼ばれています。
※通常は食事から摂る必要があります。

このEPAとDHAは
 ・肝臓でトリグリセリドの合成を抑制
 ・血液中でトリグリセリドの分解を促進

つまりトリグリセライド(=中性脂肪)を相乗的に下げる効果があると考えられています。


さらにオメガ3脂肪酸は、血小板の凝集を抑制(=血液をサラサラにする)作用があり、
狭心症や心筋梗塞の方には効果があると言われ、現在医療機関にて処方されています。


参考までに、サプリメントよりもEPAやDHAを 5〜10倍の高濃度で凝縮することで医薬品として利用されています。
サプリメントに含まれるEPAやDHAは量が少ないので「本当に効果があるかどうかは不明」と言っている方もいるようです。