さかい医院。川崎市中原区の内科・循環器科診療所。武蔵小杉駅より徒歩8分。生活習慣病(高血圧・高脂血症・糖尿病)、心臓病(虚血性心疾患、不整脈)。

寒波はもちろん猛暑でも心血管疾患死が増加

極端な気温の上昇や低下は、心血管疾患死の増加と関連することは知られていますが、猛暑が続くことでも有意に増加することが、オーストラリア研究で明らかにされました。

 

極端に気温が上昇または低下する時期に、コレステロール値の変化や自律神経系の反応によって、心血管疾患が増加することが報告されています。特に高齢者での死亡に関係しています。

猛暑では、初日に心血管疾患死が最も多く、その後速やかに減少し、5日以内に平常と同程度となります。
寒波では、2日後に最も増加し、その後わずかに低下したが、10日後でも増加したままであり、寒波の影響は猛暑よりも長く続く遅延効果があります。

このため急に暑くなった時は初日から数日間、寒くなったら寒波の初日から10日間は注意が必要そうです。


地球規模の気候変動による長期にわたる猛暑が、高齢者やCVDの既往があるような脆弱な集団にさらなるストレスを与え、気温によって将来の疾病負担が増加する可能性があると指摘しています。