さかい医院。川崎市中原区の内科・循環器科診療所。武蔵小杉駅より徒歩8分。生活習慣病(高血圧・高脂血症・糖尿病)、心臓病(虚血性心疾患、不整脈)。

将来は高血圧に注射?、食べて治療?

高血圧ワクチンの研究が、実現に向け着実に成果を上げつつあります。

 

高血圧患者の約90%は、生涯薬物療法が必要です。しかし、自己判断で服用を中止したり、指示通り服薬しない患者が多いことが問題となっています。わが国では、適切な降圧薬治療を受けている患者は全体の8分の1と言われています。適切な治療を行う治療方法の開発が必要となっています。

アンジオテンシンIIタイプ1(AT1)受容体に対するワクチンで高血圧発症を予防する治療が期待されています。
今回の研究では、3回の接種により、重大な副作用を見ることなく、6カ月間にわたって降圧効果が維持されます。

 

さらに経口ワクチンも開発中であり、胃で消化されない米の蛋白貯蔵体にペプチドを組み込み、この米を食べることで免疫を獲得させるそうです。

将来は薬を飲むのではなく、注射や食事のように食べるなど、治療方法が変わってゆくかもしれません。