さかい医院。川崎市中原区の内科・循環器科診療所。武蔵小杉駅より徒歩8分。生活習慣病(高血圧・高脂血症・糖尿病)、心臓病(虚血性心疾患、不整脈)。

心不全での搬送、震災直後2倍

朝日新聞に以下の記事が掲載されていました。

 

大きな災害直後はストレスなどで循環器疾患を発症する人が多い傾向が知られているが、東日本大震災では特に心不全が多いことが宮城県の救急搬送記録からわかった。被災者に高齢者が多く、津波で薬が流されるなど今回の震災に特徴的な影響が考えられている。

 東北大循環器内科の下川宏明教授らが、2008〜11年の3月11日を挟み前1カ月、後3カ月の記録約12万件を分析。循環器疾患のうち、心機能が低下する心不全で搬送された人は08〜10年は週平均28人だったが、11年の震災後1カ月間は約60人と2倍以上だった。心筋梗塞(こうそく)や脳卒中など、過去の震災で増加が指摘された病気も増えていた。一方、新潟県中越地震で注目された肺塞栓(そくせん)症の目立った増加はなかった。

 下川さんは心不全が多かった理由として、長期ストレスのほか、高血圧の薬など薬の補給の遅れ、塩分の高い保存食の増加などを挙げる。また中越地震の車中泊者に肺塞栓症が多かった反省から、血流を促進する弾性ストッキングの配布や運動指導をしたことが、肺塞栓症予防につながった可能性もあるという。

 

 

現在薬を内服され安定している方は、当面必要な分の薬を備蓄することを勧めています。