さかい医院。川崎市中原区の内科・循環器科診療所。武蔵小杉駅より徒歩8分。生活習慣病(高血圧・高脂血症・糖尿病)、心臓病(虚血性心疾患、不整脈)。

脂質異常症の分類

従来の「高脂血症」は、2007年より「脂質異常症」となりました。

総コレステロールは診断に使われなくなりました。これは様々な病気は、LDL(悪玉)コレステロールが高い場合に起こりやすくなるため、LDLコレステロールを基準に判断することとなりました。

 

脂質異常症の診断基準(空腹時採血の血清脂質値)

 高LDLコレステロール血症  LDLコレステロール 140mg/dL 以上
 低HDLコレステロール血症  HDLコレステロール 40mg/dL 未満
 高トリグリセリド(中性脂肪)血症  トリグリセリド 150mg/dL 以上

  

治療方針の原則

カテゴリー

脂質管理目標値(mg/dL)

LDLコレステロール以外の
主要危険因子

LDL-C

HDL-C

トリグリ
セリド

一次予防

 

まず生活習慣の改善を行った後、薬物治療の適応を考慮する

1 (低リスク群)

160未満

40以上

150未満

2 (中リスク群)

12

140未満

3 (高リスク群)

3以上

120未満

二次予防

 

生活習慣の改善とともに薬物治療を考慮する

冠動脈疾患の既往 100未満


※ LDLーC以外の主要冠危険因子
 加齢(男性:45歳以上、女性:55歳以上)、高血圧、糖尿病(耐糖能異常を含む)、喫煙、冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症等)の家族歴、低HDLーC血症(40mg/dL未満)


※ 糖尿病、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症があれば、カテゴリー3になります。