メタボリックシンドロームとは、高血圧・肥満・糖代謝異常(糖尿病)・脂質代謝異常(高脂血症・高コレステロール血症)などが、重なった状態が長く続くと動脈硬化性疾患の発症頻度が増加することが以前より知られていました。
国内外でシンドロームX、死の四重奏、マルチプルリスクファクター症候群、インスリン抵抗性シンドローム(症候群)などと言われてきました。近年「メタボリックシンドローム」と言われるようになりました。
動脈硬化の危険因子である肥満・高血圧・糖尿病・高脂血症・・・・が重複した場合、最大で30倍以上の確率で心臓病となることがわかっています。つまり1つずつは軽くても重なることで動脈硬化が進行すると言うことです。
伝統的なバランスのとれた食事から欧米化しているため、今後この生活習慣病が増加(動脈硬化が進行)するものと考えられています。
(欧米化とは、高脂肪・高カロリーのファーストフードに代表される食事です)