冬の外出時に寒さが気になりますが、入浴時にも注意されていますか?
ヒートショックとは、家の中の急激な温度差がもたらす身体への悪影響のことです。
急激な温度変化により、血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こすことがあります。
家庭内で高齢者が死亡する原因の4分の1を占める「ヒートショック」
年間1万人以上(平成25年中の交通事故死 4,373人、1970年の16,765より 73.9%減少していますが・・・)。
さらに病死と判断されている方も多く、実際の数はもっと多いと考えられています。
少なくとも交通事故の2倍の死亡数であり、大きな問題です。
浴槽内溺死の8割以上は高齢者であり、その最大の原因と考えられています。
日本に多い原因は、「熱い湯に首まで浸かる日本の入浴文化 」によるものと考えられています。
ところで「ヒートショック」は、医療業界よりも、建設業界で使われている言葉ですが、最近では医療業界でも知られるようになってきました。