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心房細動の薬はハイリスク・ハイリターン

心房細動の抗凝固療法で、広くワルファリンが使用されています。最近では直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)も発売され、治療の選択肢が広がっています。

 

ワルファリンの脳梗塞における1年間のNumber Needed to Treat(NNT:治療必要数)は25人、死亡においては42人と算出されています。参考までに、プラバスタチンの心血管イベントではNNT208、メトホルミンの総死亡ではNNT141とのことです。

次に、ワルファリンの大出血における1年間のNumber Needed to Harm(NNH:有害必要数)は、HAS-BLEDスコア 3点以上の人において27と報告されています。

ワルファリンによる脳梗塞予防と大出血は隣り合わせという事になります。

 

久山町研究より、心原性脳塞栓の発症後の1年生存率は 50%と半分、5年で 20〜30%程度と予後が悪いことが報告されています。

抗凝固療法はハイリスクですが、適正使用により多くを救うことが出来ると考えられています。

プライマリ・ケア医が多く参加するFUSHIMI AF Registryでは、ワルファリンが多く使用されてあり、登録1年後の脳卒中/全身性塞栓症は2.9%、大出血 4.3%と報告されています。

 

直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)
脳卒中の発症率はワルファリンと同等、頭蓋内出血が少ないと報告されています。
これは各種研究が進行中です。 

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